墓を放置するとどうなる?
墓を放置するとどうなる?
墓地にお墓が放置されてしまう理由はいろいろあります。子供がいないといったことや子供が遠くに住んでいること、高齢でお参りに行けないことなどが主な理由として挙げられます。お墓を建てる時は墓地に土地を借りる必要があります。管理費には掃除費用なども含まれており、施設によっても異なりますが、年間数千~数万円程度かかってくるでしょう。誰が管理費を支払っているのかよく分からないという人もいるかもしれません。しかし、墓地に管理費が納められなくなった場合、施設側もお墓を管理することができなくなります。そして、未払いの状態が一定の期間を超えると無縁墓となり、お墓を強制撤去されてしまうのです。この時に埋葬されていた遺骨は合祀墓に納骨されるため、後になってから遺骨を取り出すことはできなくなります。さらに、改葬費や合祀墓への納骨費、未払いだった管理費などがまとめて請求されることもありますし、放置しないことが大切です。
親族と関わりのある要素
墓地は親族にとって重要なものであり、さまざまなシーンにおいて関わり合いを気にかける必要があります。たとえば、家族以外の身内でも同じお墓に入ることは不可能ではありません。埋葬に関する法律では正当な理由がない限り、拒んではいけないことになっているからです。一般的には永代の使用権を持つ人の家族に限られる傾向がありますが、その人物が許可するなら埋葬が可能になっています。ただし、墓地の種類や管理規則によっては制限されている場合もあるので事前に確認が必要です。また、加齢などの理由で管理が大変になった場合は、親族に引き継いでもらう場合があります。引き継いだ場合は、檀家として掃除や寺院との付き合いなどを続けなければなりません。それを負担に感じて、引き受けたがらない人も珍しくありません。トラブルを回避するため、強引に決めるのではなく十分に話し合うことが大切です。誰も引き継がない場合は墓じまいをするケースもありますが、その場合も話し合いが重要になります。
◎2020/1/9
墓地の所有権と使用権
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◎2019/9/17
改葬の手順
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◎2019/5/9
墓を放置するとどうなる?
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◎2019/2/20
場所や駐車場も確認
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◎2018/11/21
地方墓地の場所事情
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