墓地の場所を選ぶ時は様々なことを考慮した上で選びましょう
新設される墓地が景観の良い場所にある理由
墓地は、寺院の境内の様に周辺が都市部として開発される前から整備されていた施設は立地も良い事から非常に人気が高く入手が非常に困難であり、多くの遺族が郊外で埋葬されるケースがほとんどです。
背景には、用地周辺100m以内の住人の同意を得る必要があり、日本国内で最も人口密度の高い都市である横浜市では対象地域に23万人以上が住んでいる事となります。
その為、新しく整備される墓地は半径100m以内に誰も住んでいない様な景観の素晴らしい場所となる事が多く、郊外にある事から都市部に住む利用者は二の足を踏んでしまうのが本音です。
しかし、景観の美しい場所に整備されている事から土地の価格が安く施設の規模が非常に大きい特徴があり、付帯施設に公園やレストハウスなど充実している墓地がある一方でただ単に区画割がされているだけの広大な空き地の様な場合もあります。
その為、郊外の墓地でも永代供養費用や管理費用などに大きな違いがありますが、都市部の著名な寺院に比べれば数分の1以下なので安いと言えます。
周囲の同意が得られる場所が都市部に無い事から墓地は郊外に整備されます。
各都道県の都市部では、何十年にもわたり慢性的な墓地不足が社会問題となっていますが、整備予定場所の周囲100m以内の住人の同意が必要な事から利己的な人間の多い都市部には新たな整備は不可能です。
その為、都市部の郊外の民家が一軒も無い山奥に整備するしか無く、キャッチコピーは決まって「風光明媚な絶好の環境」となっています。
しかし、都市部に比べて土地の価格が数分の1〜数十分の1以下と非常に安い事から大規模な開発整備が可能であり、墓地以外に子供の遊べる公園や食事が出来る休憩所など付帯設備が充実して場合が多いのがメリットです。
その為、ただ単に彼岸や命日の墓参りでは無く、ドライブを兼ねた墓参りが出来る様に整備されている墓地があります。
運営事業者によっては、郊外の山林をただ単に斬り開き整地した場所に区画割をしただけの様な墓地もあり、水道やトイレ設備があるだけで照明設備や管理棟が無い非常に杜撰かつ寂しい施設もあります。
◎2020/1/9
墓地の所有権と使用権
の情報を更新しました。
◎2019/9/17
改葬の手順
の情報を更新しました。
◎2019/5/9
墓を放置するとどうなる?
の情報を更新しました。
◎2019/2/20
場所や駐車場も確認
の情報を更新しました。
◎2018/11/21
地方墓地の場所事情
の情報を更新しました。
◎2018/10/31
サイト公開しました
に関連するツイート